ウェブフォント

最終更新:2017/01/13

ものすごく今更な感じもするけど、ウェブフォントを導入してみた。

Google Fontsを利用すると非常に簡単に導入できる。

GoogleFont

実装するには、CSSを記述したファイルに次の一行を追加するだけ。今回は、AudiowideとOxygenというフォントを実装してみることにした。

@import url(http://fonts.googleapis.com/css?family=Audiowide|Oxygen);

有名なサイトのようだけど、Font Squirrelというところで、使用フリーライセンス(パブリック・ドメインと異なり、著作権は放棄していないのでライセンス条項をよく読もう)のフォントが大量に得られる。選ぶのが大変なくらい大量にある。本当に(笑)。

FontSquirrel

ただ、こちらの場合は、TrueTypeやOpenTypeのフォントファイルをダウンロードした後にウェブブラウザに合わせてEOT形式(IE9より前のIE用)やWOFF形式(比較的最近のブラウザ用)への変換をする必要がある。それらをアップロードしたうえで、CSSへブラウザごとの記述が必要になるので、Google Fontsに使いたいフォントがない場合は本気で取り組む必要がある。


[追記]
たまたま、IE8を使える機会があったので表示を試してみたら、Google FontsはIE8以前のブラウザには対応していないようだった。ウェブフォントに対応していないというよりも、CSS3に対応していない。IEを最新にアップデートしていない人は、FireFoxやChromeやSafariを使っていると思うので、それほど問題ではないんだけど。

ちなみに、WordPressではWP Google Fontsというプラグインをインストールすれば、簡単に導入できる。

EPUB3.0

最終更新:2017/01/13

これから電子書籍の主流になっていくであろうと言われるEPUBフォーマット。

せっかくInDesign CCを導入してみたので、簡単な文書を作ってEPUB形式で書き出してみた。ところが、InDesignではEPUBファイルを作れても開けないし、ほかにEPUB形式のファイルを開けるソフトウェアが手元にない。

そもそも、EPUB形式とはなんだったけかな、と復習のつもりで調べてみたら、だいぶ前に少し調べていた痕跡が見つかった。

電子書籍フォーマットの本命、「EPUB」をいまのうちに理解しておく

メタデータと文書本体、CSSなどが含まれているZIPアーカイブだということを思い出した。

しかし、どうも普通のZIPフォーマットではないようだ。解凍はZIP形式を扱えるソフトなら大抵大丈夫なようだけど、CSSなどを編集して再びEPUB形式に戻すのは簡単ではないらしい。ZIPなのに圧縮率0%とか、意外な設定もある。

zip解凍したepubファイルの再パッケージング

コマンドラインから設定すればできるようだけれども、ちょっと修正してプレビューする度にコマンドを打つのでは面倒くさい。そもそも、EPUB形式のファイルがどのように表示されるのかプレビューする方法がない。

そこで、さらに調べてみたところ、InDesignと同じAdobeがAdobe Digital EditionsとしてEPUBリーダーを出していた。どうせなら、InDesignの補助機能として加えておいてくれれば良かったのに。

第5回:InDesignをコアとしたePub制作(1)必要なツールとePubの閲覧方法

ほかにも、FireFoxのアドインで、その名もずばりEPUBReaderというのがあって、Adobe Digital Editionsよりも文字修飾の再現性が高いということだった。EPUBを編集できるsigilなど、EPUB3.0形式自体は2011年と結構前からあるものなので無料のツールも充実しているようだ。


[追記]
EPUB形式について調べているうちに、「固有ID」というものに行き当たった。固有IDは、UUID(汎用一意識別子)から成るURNということだった。(ウィキペディアのUUIDの記事URNの記事)実装としてはマイクロソフトのGUIDというものがあって、GUIDを生成するサイトもある。InDesignでは自動的に生成されるようなので、特に心配する必要もなかったんだけど。