最終更新:2019/05/10
いつか買おう、いつか買おう、と思っていてのびのびになっていた新モニタを購入した。今使ってるモニタ(MITSUBISHI RDT1711V)の電源部の接触が悪くなっていて、いつ壊れても不思議ではない感じだったので、買い時は近いな、と。液晶パネルよりも先に電源部の寿命が来てしまうのはもはや宿命か。ハンダ付けはいずれ劣化するからねー。ちゃんと故障診断すれば一箇所か二箇所ハンダ付けし直せば済む話なんだろうけど、修理にかかるコストを考えると新調しちゃったほうが安上がりなのが情報化社会の常。
やっぱり、昔から憧れていたEIZOにしようとEV2436W-FSという型に目をつけた。EV2336W-FSという23インチモデルもあったんだけど、16:9(1920×1080)って作業領域としては縦幅が狭いような気がしたので16:10(1920×1200)の24インチにした。たった1インチの差で1万円高くなるのが果たしてお得だったかそうでもなかったかは追々わかっていくでしょう。店員の話では一度1920×1200に慣れてしまうと、簡単には1920×1080に戻れなくなると言ってはいた。
さすがにモニタはネット通販でポチッというわけにはいかないので現物を見に最寄りのビックカメラとヨドバシカメラに行ってみたけど展示品はエコノミーモデルが多くて現物はなかった。それならば、と新宿のヨドバシカメラ本店に行ってみたら展示品はあった。
サンプル画像はあくまでもサンプルなので他社製品と比べて特別画質がいいと感じたわけでもないけど、何か作品を作りたくて単に「映ればいい」という要求を超えているならEIZO一択と店員も強く奨めていた。実使用環境と異なるので想像で補うしかないんだけど、視野角が広いのはさすがEIZOと思った。チルトで表示部が足に当たるまで下げられて見上げるような視線にならず、17インチの4:3モニタと並べてもそんなに高さの差が出そうになかったのも他社製品と比較しての決定打になった。
でも、在庫を確認してもらったら黒がなかった。再入荷に1週間かかるというので、そこまで待つ必要はないな、と結局在庫が豊富なネット通販でポチることになった。最近はネット通販のほうが価格が安いので現物を見られる実店舗が「ショールーム化している」と家電量販店は嘆いていると聞くけど、すぐに渡せる在庫がないんじゃどうにもならんよね。「あ、この客はネット通販に流れるな…」という雰囲気が私と店員の間に流れたけど、ネット通販のほうが安いから実店舗では在庫があっても買わない、というわけでもないので止むを得まい。もうちょっとがんばれ。
今日の何時に配達されるのかよくわからなかったんだけど、昼までゆっくり休んでたらいつの間にか配達員が来てたみたいで宅配ボックスに入ってた。大型の宅配ボックスがあいててよかった。夢現のときにチャイムが鳴ったような気がしたのは勘違いではなかったみたい。
持ってみると思ったよりは軽い。液晶モニタだから当然といえば当然かー。
箱に貼ってある型式番号を確認。通販サイトには「EV2436W」としか書いてなかったので、「FS」タイプかどうかを特に確認。前に表示部が縦にならない「PS」タイプというのがあったみたいなので、一応念の為。別に90度縦に回る機能はどうでもよかったんだけど、一番わかりやすい違いはそこなので。
机の上にあった書籍をどかして置いてみた。
おお。ついにデュアルモニタ環境を手に入れたぞ!思ったよりも奥行が深くて机はだいぶ狭くなった。表示面がかなり顔に近づいた感じがするので圧迫感はある。机の置く場所を少し手前にすれば改善しそうなので、後で試してみる。
さっそくPCに接続して起動してみた。
PCを購入した時に、いずれはデュアルモニタに、と思ってグラフィックスボードをGeForce GTS250にしておいたのでDVIコネクタがデュアルで標準搭載されていてマザーボードに搭載されているDVIを含めるとDVIコネクタは3つあることになる。
おおお。色が深い。白がまぶしい。今までのモニタはなんだったの、と思うくらい鮮明な画像に大興奮。EIZOというと液晶パネルの周りの灰色の縁の部分がかなり広い印象があったんだけど、高級モデル以外ではかなり改善していて隣りのモニタとの間を視線を行き来させても気にならないくらい薄くなっているのもいいね。
まったく不満はないので、しばらくお世話になることになりそう。