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Synology DiskStation DS218jにWD Blue 4TBを2基搭載して主にDiXiM Media Serverの母機として運用していた。容量をすべて活かすためにRAIDはあえて組まず、冗長性がないことは承知のうえでBasicモードで2基のHDDを独立させていた。
ところが、この運用方法にはひとつ問題があることに最近気付いた。この運用方法の場合、どちらかのHDDにDiskStationのOSであるDSM(DiskStation Manager)とDiXiM Media Serverのパッケージをインストールして使うことになる。もし、DSMが入っているほうのHDDが故障した場合、HDDを交換してDSMとDiXiM Media Serverを再インストールすると、DiXiM Media Serverの暗号化情報が書き換わってしまい、それまでNASにムーブさせてきた録画番組を再生できなくなる可能性が高い。もしかしたら、DS218j本体のシリアル番号等の情報が同じであればHDDを交換したとしても問題なく動作するのかもしれないけど、故障してから録画番組のデータがすべてまったく役に立たないものになってしまって復旧不能に陥った時の損害を考えるとあまりにリスクが高すぎる。
そこで、どちらのHDDが故障したとしてもDSMとDiXiM Media Serverの情報を維持するためにRAID1化することを計画した。
WDの8TB HDDをなんとかより安価に入手する方法はないかとあちこち調べた。すると、昨年2018年から話題になっているかなり有名な話として、WDの外付けHDD(USB 3.0接続)の「WD Elements」や「WD MyBook」の8TBモデルの中身が、WDに買収された日立のHDD部門「HGST(Hitachi Global Storage Technology)」のエンタープライズ・グレードHDD「Ultrastar」だとする噂があった。
WDではBlue、Red、Purple、Black、Goldなど色でグレード分けされたモデルの他に、データセンター向けのHDDとしてUltrastarシリーズを今でも製造・販売している。WD Elements 8TBはAmazonで2万円前後で販売されているけど、WD製のエンタープライズ・グレードのHDDをまともに買ったら、1世代前のUltrastar DC HC320の8TBモデルでも4万円くらいはする。この噂が本当ならば、ほぼ半額なうえ、WD Redよりも安価に8TB HDDを入手できることになる。
届いたHDDを開梱し、Windows PCに接続してCrystalDiskInfoで調べてみると、3基すべてがWD80EMAZ-00WJTA0であることが判明した。ひとまず第一段階のハードルを越えるのは成功できたようだ。仮にWD80EMAZ-00M9AA0であったとしてもUltrastar DC HC320の近似品であることには変わらないため、それほど大きな問題にはならない。上でも書いたように、HC320は本来は4万円クラスの製品であるため、1.8万円で買えるのならそれでもかなりお得だということだ。
仕様書冒頭の概要の節に、HDDの容量とR/N(Type)とモデル番号の対応表がある。8TBの行を見ると、Typeは「US7SAL080」となっており、ラベルのR/Nと一致する。Ultrastar DC HC510 8TBと同程度の設計のものであることが確認できた。
ただし、HGSTのヘリウム充填技術である「HelioSeal」も含め、すべての技術は既にWDのものであるため、最近は、US7SAL080というR/NはUltrastar DC HC510固有のものではなくなっている。2019年3月頃に製造されたヘリウムガス封入型のWD Red 8TB(WD80EFAX-68LHPN0)にも使われている。
同時期に製造された、封入ガスのないWD Red 8TB(WD80EFAX-68KNBN0)のR/Nは「US7SAN8T0」であり、Ultrastar DC HC320の設計に近いものになっている。同じWD80EFAXでも仕様の異なるものが混在しているというのは非常に紛らわしいけど、ロット単位で常に改良が続けられているということでもあり、ヘリウム充填型など最新技術に敏感でありたいなら、ユーザーも賢くならなければならないということなんだろう。
なお、2016年3月頃に製造されたWD Red 8TB(WD80EFZX-68UW8N0)のR/Nは「US7SAJ800」となっており、HGST Ultrastar He8の設計に近い。He8の仕様書は既に削除されているため、現物を閲覧するのは難しいけど、R/Nとの対応関係はネットに残っている断片的な情報からも明らかだ。このR/Nは、同時期のヘリウムガス封入型のWD GoldやWD Purpleの筐体設計にも流用されている。さらに、同時期にWDの外付けHDDとして販売されていたWD easystoreの内蔵HDDに採用されていたWD80EMZZという型番のHDDのR/Nも「US7SAJ800」だった。
R/Nと各モデルの対応
R/N
型式番号
P/N
F/W
キャッシュ
分類
US7SAL080
Ultrastar DC HC510 (He10)
WD8003FRYZ-01JPDB1
2W10216
01.01H02
256MB
WD Gold
WD82PURZ-85TEUY0
2W10455
82.00A82
256MB
WD Purple
WD80EFAX-68LHPN0
2W10209
83.H0A83
256MB
WD Red
WD80EMAZ-00WJTA0
2W10227
83.H0A83
256MB?
WD80EZAZ-11TDBA0
2W10207
83.H0A83
256MB?
US7SAN8T0
Ultrastar DC HC320
WD81PURZ-85LWMY0
2W10451
80.00A80
256MB
WD Purple
WD8003FFBX-68B9AN0
2W10444
83.00A83
256MB
WD Red Pro
WD80EFAX-68KNBN0
2W10443
81.00A81
256MB
WD Red
WD80EDAZ-11TA3A0
2W10445
81.00A81
256MB?
WD80EMAZ-00M9AA0
2W10448
81.00A81
256MB?
US7SAJ800
Ultrastar He8
WD8002FRYZ-01FF280
2W10104
01.01H01
128MB
WD Gold
WD80PURZ-85YNPY0
2W10114
80.H0A80
128MB
WD Purple
WD80PUZX-64NEAY0
2W10103
80.H0A80
128MB
WD Purple
WD8001FFWX-68J1UN0
2W10107
83.H0A03
128MB
WD Red Pro
WD80EFZX-68UW8N0
2W10102
83.H0A83
128MB
WD Red
WD80EMZZ-00TBGA0
2W10101
83.H0A03
128MB
3.3V問題
次に、仕様書の信号定義のページを見る。信号コネクタの定義は普通のSATA接続のHDDと同じだけど、電源コネクタの定義が普通のものとは異なる。従来は1番から3番ピンには3.3V電源が割り当てられていたけど、この表では1番と2番ピンが「Reserved(予約)」、3番ピンが「Reserved or PWDIS」となっている。これについて、かなり長い注釈がつけられている。注釈を翻訳すると、次のようなことが書いてある。
SATA 3.1仕様及びそれ以前のリビジョンでは、P1、P2及びP3ピンに3.3Vが割り当てられていた。さらに、デバイス・プラグのP1、P2及びP3ピンを一緒にバス接続する必要があった。この製品(Ultrastar DC HC510)のスタンダード構成では、P3はP1及びP2に接続され、この製品はSATA 3.3機能をサポートしないSATA 3.2システム用に設計されたシステムでSATA 3.1又はそれ以前のバージョンの製品として動作する。オプション構成のSATA 3.3 POWER DISABLE機能がサポートされている製品では、P3がPOWER DISABLE CONTROL PINとして割り当てられている。P3をHIGH(2.1~3.6V最大)で駆動すると、駆動回路への電力供給は無効になる。このオプション機能を備えたドライブは、SATA 3.1仕様以前に設計されたシステムではパワーアップしない。これは、P3をHIGHで駆動するとドライブがパワーアップしないためである。
つまり、Ultrastar DC HC510にはスタンダード構成とオプション構成の2種類があり、スタンダード構成のHC510には3.3V電源を供給しても問題なく動作するけど、オプション構成のHC510に3.3V電源を供給してしまうとHDDが起動しないということ。
まず、NASにセットされているHDDのフル・バックアップをとる。Synology純正の「Hyper Backup」パッケージを使うのが手っ取り早いけど、目的のデータを欠損なくバックアップできるのなら手段はなんでも良い。DiXiM Media Serverで記録したDTCP-IP対応データがどう取り扱われているのかよくわからなかったので、素直にHyper Backupを使うことにする。
ここでは、WD Elements 8TBのうちの1基をUSB 3.0コネクタに接続し、ファイルシステムを出荷時のNTFSのまま再フォーマットをせず、更に世代管理もせずにバックアップする。データが5TBくらいあったので、バックアップに30時間くらいかかった。イメージ・バックアップを使えば細かいファイルが圧縮されるので、たぶんもう少し速くなる。
まずは、短期電力制限(Short Duration Power Limit)を200W、長期電力制限(Long Duration Power Limit)を95W、つまり定格運用の設定にしてLightWave 2015のレンダリングで負荷試験をしてみる。LightWaveの起動直後とシーン・ファイルのロード直後はCPUの負荷が安定しないので、しばらくアイドリングしてからグラフの1:00ちょうどのタイミングでレンダリング開始した。計測と記録はHWiNFO64で行った。室温は夏場だったので30℃前後でやや高め。
次に、短期電力制限(Short Duration Power Limit)を200W、長期電力制限(Long Duration Power Limit)も200W、つまりオール・コアが定格最大の4.7GHzで張り付く設定にしてLightWave 2015のレンダリングで負荷試験をしてみる。他の条件は上の試験と同じ。
次に、本丸である定格最大の4.7GHzでの冷却性能を測る。短期電力制限(Short Duration Power Limit)を200W、長期電力制限(Long Duration Power Limit)も200Wの設定でLightWave 2015のレンダリングで負荷試験をしてみる。他の条件は同じ。
試しに、ロード・ライン・キャリブレーション(Load Line Calibration、LLC)を「Auto」からもっともアグレッシブな設定で下がろうとする電圧をむしろ上げようとする「Mode 1」に変更したみたらレンダリング中に画面が真っ黒になってPCがダウンしてしまった。そこで、電圧が一定になるように維持する「Mode 4」では消費電力が170Wを超えるようにはなったものの、CPUの発熱が尋常ではなくなり、忍者五でもCPU温度が100℃近くになってしまった。LLCは「Auto」にしておくのが無難なようだ。
LANを経由してルーターからS5ステートにあるPC、つまり電源は接続されていて通電はしているけど起動していない状態からPCを起動するWake on LANを有効にするには、BIOSの設定画面を呼び出し、「ACPI Configuration」メニューの「PCIE Devices Power On」を「Enable」に設定する。
次に、「Boot」メニューの「Boot From Onboard LAN」を「Enable」に設定する。
G.SKILLのTrident Z RGBとTeamのXCALIBURが最終候補に残ったけど、XCALIBURが独特の斜めデザインで最大高48mmと高めだったため、44mmと控え目なTrident Z RGBを選択した。最初は高価だったハイクロック・メモリが最近は手頃な価格になってきたため、定格2666MHzでも2933MHz以上の選別メモリでも容量が同じなら価格に大差がなくなってきた。
なお、Trident Z RGBの後継になるTrident Z Neoが発売されたので、ヒートスプレッダが両面黒のTrident Z RGBは入手しにくくなっていくと思う。DDR4 SDRAMは作れば作るほど赤字になっていくというほど価格の下落が続いていたため、半導体メーカー各社SDRAMチップを減産する傾向にあり、選別メモリは更に入手困難になるか、価格高騰の可能性がある。今後は付加価値が高く、利益の見込めるDDR5の開発、商品化を加速していくことになるのだろう。
DiXiM Media Server
I-O DATAやBUFFALOのNAS、東芝のREGZA、シャープのAQUOSでも採用している比較的メジャーなDTCP-IPサーバー組み込みソフトウェア。DTCP-IP対応のプレーヤー「DiXiM Play」がダウンロード販売されていて、Android版、Fireタブレット/Fire TV版、iOS版、Windows版と複数のプラットフォームに対応しているのが特徴。
sMedio DTCP Move
Synology、QNAP、ASUSTORなど海外製NASにも採用されていて対応機種は非常に多い。ただ、録画データのムーブに失敗する確率が高く、失敗した場合でもダビング10のコピー可能回数は減ってしまうという問題があるらしく、信頼性の面でやや不安がある。sMedio DTCP Moveに対応するプレーヤー「sMedio TV Suite」がスマートフォンの場合、Androidにしかアプリがなく、iOSにはない。スマートフォンはiPhoneを使っているので、iOS版がないというのは減点になる。
Twonky Server
3つの候補の中では一番歴史があり、QNAPのNASで採用されていたけど、最近事業譲渡などがあった関係で活動を縮小しているようで、Twonky Serverが使えなくなったという話が出ている。また、録画データをムーブしたはいいけれど、それを再生する「Twonky Beam」というアプリが配信停止になって使用不能になってしまっていたりなど、先行きが不透明なところがあるようだ。
東芝がまだAndroidのスマートフォンを販売していた頃は専用のプレーヤーを作って配信していたけれど、ファームウェア更新で東芝製レコーダーがDTCP-IPに対応したために専用プレーヤーが必要なくなり、「DiXiM Play」や「Media Link Player for DTV」を録画番組持ち出しや配信受信用のアプリとして公式に指定するようになった。Media Link Player for DTVは以前から使っていて、番組の持ち出しやD-M470からの配信の視聴ができることはわかっている。また、最新機種ではDiXiMの組み込みソフトウェアを使用していることが公式サイトにも書かれているので、D-M470のファームウェアにもDiXiMの技術が組み込まれている可能性が高い。
特に悪い評判もないので、東芝製レコーダーとの親和性も高そうなDiXiM Media Serverに仮決定する。
NASハードウェアの選定
DiXiM Media Serverをアドオンとして採用しているNASはI-O DATA製かSynology製しかない。I-O DATAは国内メーカーではあるんだけど、HDDはWD Redと決まっている上に、Redを単体で買った場合より価格は高めに設定されている。HDDを搭載していないNASキットもあって好みのHDDを選ぶこともできるんだけど、仮にDiXiM Media Serverでうまく録画データのムーブができなかった場合、他の手段がない。
SynologyはDiXiM Media ServerとsMedio DTCP Moveの両方に対応しているので、ひとつ試して目的が達成できなかった場合に他方のアドオンを試すことができる。ただし、DiXiM Media ServerはDS218jというエントリーモデルにしか対応していないし、今後も対応する予定がないそうなので、この記事を書いている時点ではDS218jを選ぶしかない。発売時点ではDS218j以外のSynology NASにもDiXiM Media Serverを展開する予定はあったようだけど、開発元のデジオンの方針が変わらない限り唯一の機種になりそうだ。
NASを導入する前に、D-M470と各種プレーヤーの間で致命的な相性問題がないか試験してみた。Media Link Player for DTVは以前から使っているので問題ないことはわかっている。DiXiM PlayのiOS版とWindows版をインストールしてみてお試し1分間視聴ができるので、とりあえず映像と音声が出ることを確認した。ただし、D-M470本体に内蔵されているHDDの録画番組は配信されるけど、USB-HDDに記録されている録画番組は番組リストすらブラウズできなかった。スリープ状態になっているUSB-HDDをウェークアップしている気配すらなかった。
なお、DS218j本体やDiXiM Media Serverの導入方法については他にも詳しい記事がたくさんあるので、ここでは述べない。
ダビング
レコーダーからDiXiM Media Serverに録画番組をコピーする方法は、アップロード型とダウンロード型がある。アップロード型はレコーダーを操作してDiXiM Media Serverにデータを送信する方法で、ダウンロード型はNASのDiXiM Media Serverを操作してレコーダーにデータを要求して受信する方法。どちらの方法を使うかはレコーダーの設計に左右されるけど、アップロード型が多数派。ダウンロード型の機器はかなり限定される。
DiXiM Media Serverにはタスクを設定してダウンロード可能な録画番組ができたら自動的にダウンロードする機能があるけど、D-M470はこの機能に対応していないので、自動ダウンロードはできない。
ダビングまとめ
上記のダビング方法を表すと次の図ようになる。パナソニック製のダウンロード型のレコーダーの場合、DiXiM Media Serverを操作して録画データを低解像度のデータに変換しながら優先してダウンロードすることができるんだけど、D-M470の場合は一度レコーダー側で低解像度の録画データを作成してからでないとDiXiM Media Serverに送れない。この辺は設計思想の違いで、新旧に関わらず東芝製レコーダーの共通仕様であり、仕方がないと諦めるしかなさそうだ。
DiXiM Media Serverの公開フォルダは通常の共有フォルダと同等に扱われるため、Windowsのエクスプローラーから中身を参照することもできる。また、公開フォルダを複数設定することもでき、ボリューム1が満杯になったらボリューム2を利用できる。NASから外に出すことはできないけど、NASの中で移動させる分には何度でも移動できるため、8TBの格納領域を得たことになる。注意点としては、Windowsのエクスプローラーでファイルを移動させることも一応できるんだけど、コピー可能回数の情報が欠落してしまうので、少々面倒でもDiXiM Media Serverをちゃんと操作して移動させるほうが良い。
レコーダーの録画番組をNASに移せたとしても、それを再生できないのでは意味がない。上記の使用可否試験で問題なかったDiXiM PlayのWindows版とiOS版、Media Link Player for DTVの3種のプレーヤーで検証した。他にもPower DVDがDTCP-IPに対応しているようだけど、ライセンスを購入してからでないとDTCP-IP機能を試せないので今回は検証していない。
iOS版のDiXiM PlayはDiXiM Media Serverと同じ企業が作った割には想定より成績が悪かった。持ち出し変換済みの録画番組を再生できるのみで、HD画質の録画番組はビットレートに関わらずまったく再生できなかった。再生可能判定を緩くするという設定があったので試してみたけど、音声だけ出て映像は出ないというケースがあり、再生できるとは言えなかった。結局、iOS版のDiXiM Playには課金しなかった。
DRモードには対応していない。
Media Link Player for DTV (iOS)
想定外に成績が良かったのがMedia Link Player for DTV。持ち出し変換済みの録画番組を再生できるのはもちろん、番組によってはHD画質の録画を再生できるものがあった。ビットレートは関係ないようだったけど、何が違うとHD画質で再生できるのかははっきりしない。
IntelがHaswell/BroadwellマイクロアーキテクチャのCPUまであったFIVR(Fully Integrated Voltage Regulator)という内蔵電源回路を廃止したために、Skylakeマイクロアーキテクチャから電源回路をすべてマザーボード上に実装しなければならなくなった。Haswell/Broadwellでは、CPUにVCCINと呼ばれる主電源と、VDDQ、VCCSTの3系統だけ入力すればよかったけど、Skylake以降ではIMVP8規格に準拠した次の6系統を入力しなければならなくなった。
Improved the adaptive rule of Intel Thermal Velocity Boost when overclocking.
Optimized CPU Vcore voltage under Offset Mode for 9th CPU.
Improved M2 Genie function.
Improved S5 wake up function.
0.7.1.95
906EA
AA
変更
906EB
AA
変更
906EC
A2
変更
E7C22IMS.150
(7C22v15)
Add TG setting
Optimize M.2 Genie.
Improve S4 resume issue.
Improve Intel 750 nvme compatibility.
0.7.1.95
906EA
AA
同上
906EB
AA
同上
906EC
A2
同上
906ED
AA
追加
E7C22IMS.160
(7C22v16)
Update RST driver to 17.2
Update Microcode to support upcoming cpu.
0.7.1.95
906EA
AA
同上
906EB
AA
同上
906EC
A2
同上
906ED
B0
変更
E7C22IMS.170
(7C22v17)
Update RST driver to 17.5
Update Microcode.
0.7.1.110
906EA
B4
変更
906EB
B4
変更
906EC
BE
変更
906ED
BE
変更
E7C22IMS.180
(7C22v18)
Update Microcode.
Improved TPM function.
0.7.1.112
906EA
CA
変更
906EB
CA
変更
906EC
CA
変更
906ED
CA
変更
マイクロコード(CPUID)の追加
新BIOSの更新内容は「動作の安定性を向上した」というもので、2019年6月現在で日本未発売の第9世代CPU新モデル用のマイクロコードや、当初の仕様を超える大容量メモリ・モジュールへの対応など、互換するハードウェアが追加されたというものではないと思っていた。しかし、ひょっとすることがあるかもしれないと思い、UEFITool NE A55を使ってBIOSイメージ・ファイルを解析してみたところ、E7C22IM0.10CからCPUID「906ED」のマイクロコードが追加されていた。各BIOSとCPUIDの対応は次の表のとおり。
16進数でのMRCリビジョンがわかったので、UEFITool NE A55でE7C22IM0.10Dのイメージ・ファイルを開いて「0007015F」のHex Patternで検索をかけてみると、「SiInitPreMem」というモジュールのTE Imageに該当するデータがあった。同モジュールにはPCに電源を投入した直後にメモリ・トレーニングを実施したり、メモリを初期化するコードが入っている。
17 in 1 SD/SDHC/SDXC microSD/microSDHC/microSDXC MS/MS Pro/MS Duo/MS Pro Duo MS Micro (M2) MMC/RS-MMC MMC Plus/HS-MMC MMC mobile CF Type I/CF Type II MD
納品書には「8M Series CPUFAN」としか書かれていなかったCPUクーラーの外観。ダイレクト・ショップの営業担当者の話ではリテールよりはマシなくらいのトップフロークーラーだという説明だったけど、大型のヒートシンクと90mmサイズのファンが取り付けられたサイドフロークーラーだった。ネットで調べた限りではメーカーなどは特定できなかったけど、G-TuneなんかのマウスのBTOパソコンには第6世代Intel Coreシリーズくらいの頃には既に搭載されていたもので、息の長い製品のようだ。
Seagate BarraCuda 4TBなら8,000円台で買えるので、HDD 4TB追加の+19,800円は10,000円くらい割高。Western Digital Blue 4TBでもそこまで高くはない。SeagateならIronWolf、Western DigitalならRedくらいのグレードじゃないとちょっと割に合わない。そもそもIronWolfやRedは24時間365日稼働前提のNAS向けHDDなので、デスクトップPCの内蔵HDDとして必要なのかどうかは別問題なんだけど。