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Assault Landing Mobile Trooper (ALMT)


ALMTとは What's ALMT

ALMT素体
これに武装を施す。
 ALMT(Assault Landing Mobile Trooper)は、日本語では「強襲揚陸機動歩兵」と訳される全高6mほどの人型装甲機動兵器である。
 元は作業用ロボットだったものを軍事用に改修したのがALMTの始まりで、最初はMT(Mobile Trooper)と呼ばれていた。その後、稼働時間が短いなどの理由から、その名が示すように、強襲揚陸用に特化して運用されていくようになる。
 しかし近年では、バッテリーの改良や、駆動用モータの消費電力の改善など様々な改良が進められたため、稼働時間は初期の頃とは比べるべくもなく長くなり、出力も大きくなった。このため、強襲揚陸以外にも、そのマンパワーを利用した用途に多く用いられるようになり、かなり汎用化されている。ある意味、軍事利用という過程を経て「作業用」という原点に戻ったとも言える。

 GUSFで正式に採用されているのは左に示した、レイフィールド・インダストリー社製AT-207E型ALMT「キャバリアー」である。汎用性に富み、多くのオプション装備を持つ機体で、GUSFの陸戦隊で使用されている他、地上軍でも使用されており、また、その大きさから人間では整備に多大な手間のかかる航宙機の修理・整備に用いられるなど、各方面で活躍している傑作機である。
ALMTの武装 Armament of ALMT
 ALMTは基本的に人間が使用する火器をそのままスケールアップしたような兵器を使用する。
 代表的なものとしては、37mmマシンガン、47mmライフル、30mmガトリング、グレネードランチャー、ハンドグレネードなど。
 背部・脚部・肩など機体に直接装備する武装としては、対戦車ミサイルランチャー、ロケットランチャー、マシンキャノンなど。ビーム兵器や、レーザー兵器は、空気中では消費するエネルギーに対してあまり効果が期待できないので、ALMT用には開発されていない。
 戦闘で使用するALMTには、敵ALMTとの格闘戦や、隔壁などを破壊するときのために、斧が標準で装備されている。オプションとして、パイルバンカーやアイアンクローのような武装も存在するが、扱いが難しいため、ベテラン以外はほとんど使用しない。
 なお、戦闘以外の使用も考慮して、内蔵固定武装はないことが多い。

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