Copyrights ©2013 Junka Morozumi (両角潤香). |
|
性別 | 女性 |
---|---|
年齢 | 24歳 |
身長 | 159 cm |
出身地 | 東アジア・日本諸島地区 |
職業・役職 | GUSF第33戦闘攻撃飛行隊 第3飛行小隊長 ドラグーン7号機パイロット |
階級 | 大尉 |
階級章 | |
機体ナンバー |
サクラ・ウヅキ(Sakura Uzuki、卯月 桜)は、創作SF『VANGUARD FLIGHT』の登場人物。
地球統合宇宙軍所属フォーマルハウト級攻撃空母「フォーマルハウト」搭載第33戦闘攻撃飛行隊、通称「ドラグーン中隊」第3飛行小隊長。
人物像
F/A-26A ドラグーン7号機専属パイロット。第33戦闘攻撃飛行隊第3飛行小隊長。攻撃空母フォーマルハウト進宙に伴うドラグーン中隊編成において、第3飛行小隊長に任命された。
特定の価値観に拘らないため頭の切り替えが速く、その場の状況で判断する柔軟な思考の持ち主。育ちは良く、古い日本のしきたりを守る厳格な家系で様々な芸事や礼儀作法を仕込まれたが、本人はかなりお転婆で親の目を盗んでは盛り場で遊んでいた。そのため、物腰柔らかい大和撫子と、今時の若者の顔を併せ持つ。
私生活では能天気で享楽的。何かと雑で「適当」が口癖。両親も娘の理想的な面ばかりではないことには気付いているが、他者と接する正式な場での見かけ上の態度は非常に良いため、私生活にまで完璧を求めることはない。そういった経験を長く積んできたことから、その場で求められている態度や発言を読み取る能力に長け、要領が良く、上官からの印象は良い。
中庸で無主義。総じて世界が平穏であれば、どのような政治形態にも反対しないが、特定の思想にも関心を示さない。世の中のすべての人間が平等ではないと心得ているが、努力の入口に立つ最低限の機会は誰にも公平に与えられるべきと考えている。
OMDについては、人間からの命令がなければ何もできない機械然としたロボットのようなものであるならまだしも、人間と見紛うばかりの姿形をしていて自律的に思考して行動できるのであれば人間と見なして良いのではないかと考えている。かつてはOMDをどのように処遇すべきか考えていたが、自分とどこが違うのか探すことそのものが詮無いことと思い至り、頭で割り切ろうとすることは放棄してしまった。今は感じるに任せている。
本質は自由人であるため、自分が面白くないという事態になりさえしなければ周囲は成るように任せている。大尉という階級にあるのも、軍の中で可能な限り自由であるためであり、特に出世欲が強いわけではない。名前に階級や役職を付けて呼ばれることや、過剰な敬語を使われるのを好まないため、相手の同意さえ得られれば対等な言葉遣いを許している。飛行小隊長という立場も与えられ、負うべき責任も増しているが、部下に対する命令の第一義は生還であり、「死んでは勿体ない」が口癖である。
操縦技術は飛行時間を考慮すれば標準的で、特別得意なものも、苦手とするものもない。あえて挙げるならば、自機の損害を最小限にするための回避や防御機動に秀でている。機体が損傷を受けた場合や故障した場合の対処が素早く、脱出のタイミングも的確であるため、正規パイロットとなって以降の訓練においては戦死と判定されたことが一度もない点が特筆に値する。
経歴
西アジア内乱では前線に配備されなかったため、マーリオン・ボルン少佐やラーニア・ローアス大尉のようなエース・パイロットではないものの、入校して勉学に励み、昇進試験を積極的に受けたため、比較的短期間で大尉に昇進した。
人間関係
OMDに対して特別な感情はないが、ルフィの性格や行動には好ましい印象を持っており、彼女への助力は惜しまない。また、そのルフィの精神的支えになろうとする強硬な態度をとり続けるヴァネッサにも、自分が上官からの評判が良いことをうまく利用して取りなすなど、目立たないところで援護している。
女性ばかりの中隊に配属になって動揺しているベルンハルト・ヴァイス少尉をさらに混乱させる情報を吹き込んでは翻弄して楽しんでいる。彼女にとってはベルンハルトは格好のおもちゃ。また、ベルンハルトとユーリイ(サクラはユーリイを美少年、つまり男性だと思って疑っていない)をカップリングして妄想していたりもする。